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Factory Automation

よくあるご質問(FAQ)技術用語について

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  • No : 18813
  • 公開日時 : 2015/06/29 09:50
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保護構造(IP○○)

保護構造(IP○○)
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回答

保護構造とは、使用する制御機器に対し、故障や人的災害を未然に防ぐため、
その使用場所の環境に適して施される構造を言います。
IPはじんあい・異物及び、水の侵入に対する保護構造を数字で表したものです。
IPのすぐ後ろの数字はじんあい・異物、その後が水に対する保護等級を示しています 。
各数字の意味は下記のとおりです。
第1特性数字
0: 特に保護がされていない
1: 直径50mm以上の固形物が中に入らない(握りこぶし程度を想定)
2: 直径12.5mm以上の固形物が中に入らない(指程度を想定)
3: 直径2.5mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない
4: 直径1mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない
5: 有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵形)
6: 粉塵が中に入らない(耐塵形)

第2特性数字
0: 特に保護がされていない
1: 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない
2: 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない
3: 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない
4: あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)
5: あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)
6: あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)
7: 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)
8: 継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)

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